歯の本数
歯が少ないと死因につながる病気になりやすいと考えられています。ある雑誌で、歯の本数と長生きについての論文がいくつか出ていました。それぞれの結果は、歯の本数が多い者と比べ、歯の本数が少ない者の方が死亡率が高いということです。
皆さんの想像通りのことでしょう。それも、循環器の病気(心臓・血管・リンパ管)にかかり、重症化することが多いそうです。歯の本数が少ないということは、噛む能力が低下してしまっているということです。
大阪大学の古い論文ですが、『噛む能力の自己評価の高い人は、死亡率が低い』と結論付けているものがあります。
よく噛めて、なんでも食べることができる、ということが、長生きすることにつながるという訳です。もし、何らかの理由で歯を失った場合でも、義歯やブリッチなどの噛むことの修復をすることによって、ある程度のフォローができます。
①歯でしっかり噛むこと
②舌を使ってしっかり飲み込むこと
③この2つのことが、食物を体に摂り込むこと、栄養を摂ることになり全身の健康に及ぼす影響が大きい
④歯が少ないと、炭水化物などは摂りやすいが、野菜は摂りづらく栄養が偏りがちで、肥満につながる人も多い。
⑤噛むことに関与している歯の存在意義は、とてもとても大きい
つまりは、予防が健康につながる一番の策なのです。
心臓の病気、脳血管の病気の予防に重要なビタミン(野菜果物に多く含まれる栄養素)をとることも口です。噛める歯を一生持っていたいと思いませんか。
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ドクタープロフィール
原歯科医院 院長
原 英次
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