マタニティ歯科外来
当院は、妊婦さんの検診・治療も大切だと考えています。10月10日の長い妊娠期間はホルモンの影響もあり、体・体調の変化が大きい時です。さらに、食習慣や日々の生活の変化が口の中の状態を悪くしてしまうことが大いにあります。つまり、むし歯が出来てしまったり、すでに出来てしまっているむし歯の進行、歯肉炎ひいては歯周病の発症悪化も考えられます。そして、お母さんの口の中の細菌は、これから生まれてくる赤ちゃんに影響します。
そのことを理解していただきたい大切な時が妊娠時期なのです。
プレママ・パパに伝えたい事

妊娠中の歯のことやお口のケアのことを知ってもらいたいので、ご近所の産婦人科さんで、出張講義をさせていただいてます。
ご自分の健康のために、歯科通院は必要です。
赤ちゃんのためにも、歯科通院は必要です。
なぜ歯科通院が必要なの?

妊娠に気づいてないかもしれない妊娠7週目頃から、歯の芽が作られます。それには、たんぱく質をはじめ多くのミネラル・栄養素が必要です。
お母さんが摂った栄養で、歯や赤ちゃんの体は作られていくのです。だから、お母さんの栄養をとる入り口が健康であることが大事なのです。健康の入り口が、口なのです。それに、むし歯菌はママやパパからうつってしまうことが殆どです。赤ちゃんの誕生の前にむし歯を治して、少しでもむし歯菌を減らすことが必要です。
口の中に歯周病菌が多いと、早産や低体重児出産のリスクが上がります。効果的なケア方法を知り、日々のケアに取り入れるようにすること。プロによる歯周病の治療を受けることで歯周病菌はかなり減らす事ができます。
かかりつけ歯科医院と出会うため
歯科検診治療は、ご自分だけじゃなく、これから生まれてくるお子さんのかかりつけ歯科医院を見つける手段でもあります。かかりつけの歯科医院がある安心感は大きいはずです。成長の過程で、お口の中の変化はいろいろあります。お口のケガもあるかもしれません。そんなときに、相談できる歯科医院を見つけておいて欲しいと思います。原歯科は、年齢問わず多くの患者さんがいらしてます。ご家族の相談もできる歯科医院です。