歯磨剤の選び方のヒント
日本で売られている歯磨剤の大半は、目的に応じた薬用成分が配合されています。
①むし歯予防
②歯周病予防
③歯肉炎予防
④歯石を防ぐ
⑤知覚過敏予防
⑥口臭予防
⑦タバコのやにの除去
⑧歯を白くする
⑨口の中を爽快にする
などなどです。それぞれの歯磨剤の特長は、ここにあります。
最近、歯磨剤の清掃剤は歯を削りませんか?と質問を受けました。歯磨剤に含まれるものは、エナメル質よりやわらかいので傷つけることがありません。エナメル質の下にある象牙質は、わずかに削れることがありますが、健康な歯を保つ上で問題になりません。歯のすり減りの原因は、歯磨剤じゃないのです。強すぎるブラッシングや、歯ブラシの硬さなどのせいなのです。
じゃあ、すでに歯ぐきが下がっている場合には歯磨剤を使わないほうがいいのでしょうか?
象牙質が歯ブラシの硬さや、ブラッシングの強さの影響を直接受けないようにするために、歯磨剤の使用は大切です。歯と歯ブラシの間に入り込み、摩擦を減らし良いみがき心地が得られるでしょう。歯の根っこのむし歯予防にジェルタイプを使うのもいいと思います。泡立ち成分や味、香りも大切だと考えます。毎日の習慣として続けるブラッシングの楽しみになるからです。
そして、歯磨剤の使用期限は開封前なら3年以上あります。安心して使えるものなのです。
さらに、ISO規格で定められたフッ化物を配合しているので、むし歯予防に大いに役立つのです。楽しく気持ちの良いブラッシングタイムを過ごすため、自分の好きな1本を見つけてもらいたいものです。
- << 前の記事
- キシリトールって??
- 次の記事 >>
- 鼻で呼吸しましょう!
ドクタープロフィール
原歯科医院 院長
原 英次
詳細はこちら
新着ブログ
-
2026.07.14
更年期の女性ホルモン変化と歯周組織への影響と対策 -
2026.07.12
災害時こそ守りたい口腔衛生:避難所での命を繋ぐケア -
2026.07.10
美しい笑顔と自信:オーラルケアがもたらすメンタルへの好影響 -
2026.07.08
歯の健康が「健康寿命」を左右する -
2026.07.06
誤嚥性肺炎を防ぐ:高齢期に向けて今から鍛える口腔機能② -
2026.07.04
誤嚥性肺炎を防ぐ:高齢期に向けて今から鍛える口腔機能① -
2026.07.02
妊婦さんの歯科予防:マイナス1歳から始まる子供への影響② -
2026.06.30
妊婦さんの歯科予防:マイナス1歳から始まる子供への影響① -
2026.06.28
アルツハイマー型認知症と歯の残存数の無視できない相関 -
2026.06.26
歯ぐきの炎症が「心血管疾患」を誘発する恐ろしいメカニズム




