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体の健康は歯の健康からブログ一覧

  • 2018.11.10

    すごいんです、だ液。

    むし歯予防にだ液が大切って、もう覚えてくれましたか?

     

    先日来院した2才のお嬢さんのお母様がお話ししてくれました。

    『市の2才児検診でだ液のph検査をしたんです。そしたら、7だって言われて。嬉しかったです。』

     

    わかりますか??ph7は‟中性“ってことなんです。

    子どものむし歯予防には、だ液の活躍が期待されるのをわかっているお母さんだからこその発言です。

     

    むし歯菌は、酸性の環境で栄養を取り入れます。

    そして、酸を出して歯を溶かします。

     

    口の中が、だ液が酸性に傾いている時にむし歯になる可能性が高いのです。

     

    食事をすると、口の中は酸性になります。

    甘い物を食べると、それがむし歯菌のえさになります。

     

    食べた後、酸性になった口の中を中性に戻してくれるだ液。

     

    普段から、できるだけたくさん出るように訓練しましょう。

    よく噛むことです。

     

    食事中にたくさんかむことで、だ液は出やすくなっていきます。

    食べている時は、消化を助けることに一生懸命なだ液です。

     

    食べてない時は、むし歯予防に働くのです。

     

    さらに、生えたての歯にカルシウムを送り込むのです。

    より丈夫な歯へと成長させていくのも、だ液あってこそです。

     

    食べてない時にむし歯予防に働くのなら、食べてない時間も大切です。

     

    食べていない時間が長いと、むし歯になりにくくなるのです。

    だ液がむし歯予防に活躍してくれる時間が長いからです。

     

    子どものむし歯予防に、だ液が大活躍!!

    むし歯が生活習慣病ともいわれる理由の一つです。

     

     

     

  • 2018.10.26

    普通がいいでしょうか

    自分の普通が、人にとっての普通じゃないことは多いもの。

    人の普通が、自分にとっての普通じゃないことも多い。

    じゃあ、普通って何なのでしょう。

     

    「ハブラシのかたさは、何をお使いですか?」『普通です』

     

    歯科衛生士として、いつも疑問に思う言葉です。

    市販のハブラシの普通のかたさが、皆おなじじゃないのです。

    それぞれのメーカーの統一されてない表示なのです。

     

    歯間ブラシの太さもそうです。

    ”SS”と表示されていたとしても、すべてのメーカー共通ではないのですよ。

    一見似た太さに見えても、毛のかたさの違いで使いやすさも変わってきます。

    きれいにできるかどうかも、変わってきます。

     

    あらためて、市販品の選択肢の多さにびっくりします。

     

    歯科衛生士になって間もなくの頃は、市販のブラッシング道具をすべて使おうと
    思って買い試していました。

     

    今じゃ、全部試すなんて到底無理です。

    あまりの種類の多さに、ため息が出るほどです。

     

    結論として、応用のきくシンプルなものが使いやすいです。

    効果的にきれいになります。

     

    ギザギザだったり、ゴムが毛の中に入りこんでいたり、変わった形のものは
    難しすぎます。

     

    惑わすコピーにだまされないでくださいね。

    『歯医者さんおすすめと書かれていたから』

    『歯医者さんが考えたはぶらしと書かれていました。そうなんでしょう。』

    『歯医者さん推奨だから、良い商品よね』

     

    私たちは、言葉に魅かれるし、言葉にだまされます。

     

    ぜひ、あなたの口の中を見てすすめてくれる道具を使ってもらいたいです。

     

    かかりつけの歯科医院でかかりつけの歯科衛生士と一緒に、あなたにすすめる
    使いやすい道具をさがしていきましょう。

     

     

  • 2018.10.13

    誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)って?

    日本の死因のベスト5に必ず入っている肺炎という病気。

    高齢者の病気と理解されている方も多いのではないでしょうか。

    高齢で、体力が低下している人にそのリスクはあがります。

     

    そして、お口の状態の悪化が加わると、急激にそのリスクは上昇します。

    お口の状態が悪いと、若くたってそのリスクを抱えています。

     

    お口の状態が良いということをまとめてみましょう。

    お口の中が清潔であるということ

    ちゃんと噛めるということ

    安全に飲み込めるということ

     

    食事中に、『変なところにはいってしまった』と大きく咳をしたりむせることはありませんか??

    口の中の食べ物と空気の分かれ道を誤った時に起こる状態です。

     

    空気が入るべきところに、食べ物が入ってしまったからです。

    これを、誤嚥(ごえん)といいます。

    誤嚥がひきおこす肺炎を、『誤嚥性肺炎』というのです。

     

    間違って肺のほうに食べ物、飲み物が行ってしまって大きくむせること。
    これは、わかりやすい誤嚥です。

     

    実は、本人も知らないうちに食べ物やだ液が肺に入ってしまうこともあります。

    寝ているうちに入ることもあり、気づくこともできない場合もあります。

    決して、珍しいことではないことを知っていただきたいです。

     

    日々、お口のだ液が肺に入り込んでいることは普通のことなのです。

     

    だから、お口のケアが大切なんです。

     

    肺炎の方の”たん”に、お口の細菌がいるそうです。

     

    口の中のばい菌が、口の中から肺に入り込んで悪さをした結果が肺炎という病気なのです。

     

    お口の中を清潔にしましょう。

    体を守るために、お口を清潔にするとお口の中が敏感になっていきます。

    おいしさを感じやすくなります。

    食べる喜びに大きくかかわってくるはずです。

     

     

     

  • 2018.09.29

    プレママパパに伝えたいこと③

    妊娠期間中は、子どもや体について意欲的に学びたくなる貴重な期間です。

    ご自身の体の変化に、辛く感じることもあるかもしれません。

    でも、ご自分の声を聞きながら、行動することがこれからの赤ちゃんの人生に大切なことであると思います。

    出産前にしていただきたいお口の中のことが…….

    ①歯のチェック

    ②歯肉のチェック

    ③専門家による歯の検診

    ④専門家による歯のクリーニング

     

    ご自分の今を知ってもらうためのお口の検診です。

     

    今現在の状態を理解していると、変化があった時に気づくことができるでしょう。

    今の状態を、今できる良い状態に近づけることで健康を理解できるでしょう。

     

    欠かさず毎日使う歯の、クリーニングをしてもらいましょう。

    毎日毎日使っているものには、垢がたまってきます。

    ツルツルした茶碗にも茶渋がつくように、つやつやとした歯にも渋がついてきます。

     

    きれいだと思っている歯も、徹底クリーニングをするとその色やつやの変化に驚くことでしょう。

    ガスコンロ・エアコンの徹底掃除や浴室の徹底掃除、を体験したことがある人なら、リアルにわかるでしょう。

     

    色が変わります。輝きが変わります。臭いも変わります。

     

    どんなにきれいにしていたつもりでも、確実に汚れていたことに気づきます。

     

    これは、ご自身を通じて、わが子の口をみること、口の中の変化に気づくことができるママパパになる訓練なのです。

     

    予防歯科は、健康な人が通うところです。

     

    赤ちゃんが生まれる前に、かかりつけの歯科を見つけてほしいです。

    赤ちゃんのお口の中の変化は、大きいです。

    ママパパが気づいてあげて欲しいのです。

    育児は大変な変化の連続です。

    相談してこたえをもらえる歯科医院を見つけておいてほしいです。

     

    たくさんの歯科がありますが、お気持ちが伝えられる歯科で、信頼のできる歯科を
    見つけておいてほしいです。

     

  • 2018.09.15

    プレママパパに伝えたいこと②

    お腹の中でも赤ちゃんが健康に成長してほしいと思うのが、親心です。

     

    妊娠している時に、もしかしたら胎児にいい影響を与えないかも…….
    と、お薬を控えたり、たばこ・アルコールをやめたり、自転車の運転を控えたりしますよね。

     

    プレママにぜひ歯科検診を受けていただきたい【医学的理由】があります。

     

    それは、歯周病菌が早産や低体重児出産のリスクを高めるからです。

     

    口の中の歯周病菌が多いと、このリスクが5倍以上になると言われています。

    人間の体は、ひとつです。

    口の中の良くない菌が、全身に影響を及ぼすのも当然と言えます。

     

    口の中に歯周病の炎症があると、子宮を収縮させる炎症物質が血液の中に入りこんで体をめぐります。

     

    歯周病がひどくなる

    はぐきから血が出る

    子宮を収縮させてしまう炎症物質が血液の中に入りこむ

    子宮が出産の合図とかんちがいする

    早々の出産となる

    早産や低体重児の出産につながることになる

     

    20年以上前の母子手帳には、口の健康については『歯の病気は、妊娠中に悪くなりやすいものです。・・・・日頃から、口の衛生に十分心がけることが大切です。』という程度のことしか書かれていません。

     

    現在は、歯周病の炎症が引き起こすリスクについても、しっかりと書かれています。

     

    プレママパパに減らしてもらいたいものの一つが、歯周病菌なのです。