フッ素入り歯磨剤の効果的な使い方
現在、主要銘柄の歯磨剤のほとんどにフッ化物が配合されています。このフッ化物配合歯磨剤の”むし歯予防効果”は明らかですが、より効果を高めるための使い方をお伝えします。
むし歯になりやすい歯間部分やかみ合わせの溝にしっかり届かせることが大切です。さらに、むし歯になりやすい下顎大臼歯、次いで上顎大臼歯を意識してその部分から先に始める意識を持ちましょう。一日2回以上の使用をおすすめします。特に、就寝中は唾液分泌が低下し、フッ化物を長時間口の中に留まらせることができるため、寝る前に使うことがより効果的です。
〜フッ素が口の中に長くとどまるテクニック『イエテボリ法』の手順〜
①ハブラシを軽く濡らす 完全に乾いていると歯ブラシの毛束の根元に残りやすくなり、濡らしすぎると歯磨剤が希釈されてフッ化物濃度が低下してしまう
②ハブラシに1.5g(生後6か月~2歳切った爪程度 3歳~5歳豆つぶ程度 8歳~9歳0.7g 10歳~1.0g程度)の歯磨剤つける
③歯磨剤を吐き出さぬまま2分間ブラッシング
④その後も吐き出さずに10mlほどの少量の水で、30秒間ブクブクうがい
⑤吐き出して終わり
⑥吐き出した後はうがいしない
⑦ブラッシング後、2時間は飲食しない
上記は、むし歯予防のためにフッ素を反応させる時間として2分と提案しました。歯肉炎、歯周炎の予防には、歯の根元のプラーク除去が重要となりますので、これらのプラークをていねいにしっかりと取り除くことが必要になります。
歯肉炎歯周炎予防とむし歯予防を兼ねたブラッシングでは…….
最初歯磨剤を使わずにていねいにプラークを落とすブラッシングをした後、最後の2分間でフッ素入りの歯磨剤を使うのが良いでしょう。
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ドクタープロフィール
原歯科医院 院長
原 英次
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