歯はかたいの? やわらかいの?
私たちは、肉・魚・野菜などいろいろな食べ物を口からとって生きています。なんでも食べられるように、丈夫でいろんな形の歯を口の中に持っているからできることです。歯の表面のエナメル質という白い色をした組織は、体の中で最も硬い組織です。この硬いエナメル質が溶けてしまうのがむし歯です。むし歯菌の働きは、かなりのものです。
乳歯のむし歯の好発部位は、一番見やすい『上の前歯のど真ん中』です。2歳になるころから要チェック箇所です。そして、3歳頃にむし歯になりやすいところは、『乳臼歯の溝と間』です。就園前後で大きく生活環境が変わる時期であり、離乳食が完了し、幅広い食への興味が増すときであると同時に、おやつとして甘い食べ物を覚える時期でもあるからです。
でも実は・・・歯には”むし歯になりやすい時期”があるのを、ご存知ですか?永久歯=大人の歯のことを考えると、小学生の時期が特にむし歯になりやすいのです。はえたばかりの歯、はえたばかりの永久歯はとてもやわらかい状態です。まだ十分に硬くなっていないということです。
歯は、はえてから3年ほどの時間をかけて硬くなるのです。骨の中にあるときは、血液のミネラルによって硬くなり、歯がはえてからは、だ液の中のミネラルがくっついてもっと硬くなります。さらに、フッ化物を使うことによって効果的に硬くなるのです。
あらためて、歯がはえてから3年の間がむし歯予防の大切な時期ということです。
(注意)歯によって、はえる時期は異なりますのであしからず。
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ドクタープロフィール
原歯科医院 院長
原 英次
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