むし歯は生活習慣病
むし歯ができる原因はひとつではありません。歯の質やだ液の質、歯列不正や歯の形などのもともと持っている原因。プラークが多い、プラーク内の細菌が活発などのブラッシングである程度解決できる原因。そして、糖分を多くとる食生活、食べ物が口の中に残っている、糖分の多い嗜好品があるなどの生活習慣による原因。
ブラッシングが上手なのに、プラークが少ないのに、来院時いつも新たなむし歯が見つかるとか、治療したわきからむし歯になっていることが多いのはなぜでしょう??
むし歯が生活習慣病であり、飲食とくに甘いものを一日に何回摂るかということが、むし歯のなりやすさに直結すると考えられているからです。
つまり、むし歯を作り出す問題点は、『頻回な飲食』ということになります。
普段の生活を振り返ってみて・・・・・・
・毎日、糖分入り飲料をとっていて、一日に数回あるいは少しずつ飲んでいませんか?
・一般的清涼飲料水は酸性度が高く、むし歯になりやすいことを知っていますか??
・子どもにのどが渇いたときに与える水分として、ジュースを常備していませんか??
・水筒に入れて、持ち歩いていませんか??
・部活や運動時の水分補給がスポーツドリンクじゃありませんか??
・屋外で仕事をしているとき、清涼感を求めて炭酸飲料をとりませんか??
・気温が低い時は、缶コーヒーをよく飲みませんか??
・車を運転するとき、眠気覚ましとして缶コーヒーをよく飲みませんか??
・飴やガムを日常的に摂っていませんか??
のどのためという理由で一日に、いくつも飴を食べていませんか??におい対策などの理由をつけて、ガムを一日にいくつも食べていませんか??
歯の根元にたくさんのむし歯ができている人は、飴やガムを嗜好品のように取っている場合があります。
中学生頃のお子さんで、今までむし歯がなかったのに一番奥の歯だけむし歯になってしまっている子がいます。これも習慣が原因です。12歳臼歯と言われる歯が萌出する時期と、中学校入学の時期が重なることが大きいです。
部活や塾などの理由で飲食回数の増加、食の嗜好の変化により『はえたての未成熟な歯』だけが大いに影響を受けてしまった結果といえます。
思い当たることがあれば、ちょっとだけ生活の見直ししていきませんか。
- << 前の記事
- 仕上げみがきって
- 次の記事 >>
- キシリトールって??
ドクタープロフィール
原歯科医院 院長
原 英次
詳細はこちら
新着ブログ
-
2026.05.01
2-3. デンタルフロスと歯間ブラシ、どちらを優先すべきか -
2026.04.29
2-2. 意外と知らない「正しい歯磨きの角度と圧」の科学 -
2026.04.27
2-1. 歯ブラシ選びの決定版:毛の硬さ・形状、あなたの正解は? -
2026.04.25
1-10. 歯ぐきのセルフチェック:鏡の前で1分、早期発見のポイント -
2026.04.23
1-9. 日本と予防先進国(スウェーデン・欧米)の決定的な意識の差:私たちが今すぐアップデートすべきグローバルスタンダード -
2026.04.21
1-8. 自分の口の中を「見える化」することの重要性とメリット:暗闇の管理から科学的なセルフマネジメントへ -
2026.04.19
1-7. 「削る治療」から「守る管理」へ:最新歯科医療のパラダイムシフト -
2026.04.17
1-6. 歯の寿命を延ばすために、今日から捨てるべき3つの古い常識:最新医学が教える「守り」のパラダイムシフト -
2026.04.15
1-5. 予防歯科が生涯医療費を劇的に下げるというデータ:お口の健康がもたらす最強の経済的リターン -
2026.04.13
1-4. 歯科検診は「痛くなってから」では遅すぎる理由:あなたの資産を「防衛」する究極のタイムマネジメント




